防災グッズは日常的に持ち歩くべき?災害時に備えて携帯しておきたいものを厳選
2023.05.19防災のこと「防災グッズは日常的に持ち歩くべきか」と悩む方もいるのではないでしょうか。「持ち歩きに適した防災グッズが知りたい」という方もいるかもしれません。今回は、防災グッズを日頃から持ち歩くメリット・デメリットと合わせて、持ち歩いていると安心であるグッズやあると便利なグッズなどをご紹介します。
目次
高性能マスク「AIR M1」は「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。
防災グッズは日頃から持ち歩くべき?メリット・デメリット
防災グッズは、日常的に持ち歩くことがおすすめです。防災グッズの持ち歩きは、外出時にも災害に備えられるというメリットがあります。災害直後は被災が大きく、避難所が設置されるまでに時間がかかることもあるため、備えておくことで難を逃れることにつながるでしょう。一方で、日頃から持ち歩くと荷物が増えてしまうといったデメリットもあります。
こうしたデメリットをできる限り抑えられるよう、ここからは持ち歩きに適した防災グッズを厳選して紹介していきます。
日常的に持ち歩くとよい防災グッズとは?
常に持ち歩く防災用品は「0次の備え」と呼ばれ、外出先で被災したときのための備えのことを指します。日常的に持ち歩きたい防災グッズは以下の通りです。
防災グッズの持ち運びには、ポーチやバッグインバッグを使用するとまとめて管理できるためおすすめです。勤務日と休日でバッグを替える人は、ポーチに入っていることで入れ替えがスムーズにできるでしょう。また、防災ポーチを選ぶ際は、透明なものや自立するものだと中身が見えやすく便利です。
中身が多くなる場合は、ポーチを1つだけでなく複数に分けると、取り出す際のわずらわしさが軽減できるでしょう。ポーチが多くなる場合は、100均で揃えたり、チャック付きの保存袋などで代用したりしてもよいですね。
非常食
非常食となる飴やチョコなどの「食べ物」、水筒に入れた「飲み物」は、日常的に備えておくと安心です。飴やチョコなどの食べ物は、ポーチにそのまま入れておくと崩れてしまうことや細々として探しにくくなってしまうことがあるため、ケースに分けていれておくとよいでしょう。他に非常食として便利なのは、「羊羹・梅干し・ゼリー飲料」などがあげられます。
羊羹:糖分補給に便利。消費期限が長く変形しにくい
梅干し:塩分補給ができる
ゼリー飲料:水分が摂れてお腹にもたまる
また、飲み物は保冷や保温が効く水筒に入れておくのがおすすめです。水筒はサイズも選べるため、ペットボトルよりも持ち歩きやすいといえるでしょう。折りたためるボトルも場所をとらずに便利です。持ち歩いていた水筒やペットボトルの中身が空になっても、水分を確保できるタイミングがあるかもしれないため、置いて行かずに持ち歩くようにしましょう。
情報が得られるもの
情報を得るために必要な「携帯電話」は、常に持ち歩く人も多いのではないでしょうか。迅速かつ正確、継続的に情報を得る手段となるために大切なものです。また、使用を維持できるよう、「携帯充電器」も持ち歩くとよいでしょう。
しかし、携帯電話は充電が切れる場合や、できる限り使用を控えたい場面もあります。携帯電話が使用できないと、情報が得られないだけでなく、ライトや防犯ブザーといった機能も使えません。
そのような事態に備え、情報を伝えるための「ペン・ノート」、身を守るための「小型の懐中電灯」や「防犯ブザー・笛」があると、より安心でしょう。「イヤホン」は外部の音を遮断できるため、携帯電話から情報を得たいときに便利なアイテムです。
さらに、「家族やペットの写真」を持ち歩いていると、避難所などで家族とはぐれてしまった場合に探すヒントとなったり、見ることで安心につながったりします。携帯電話内の写真とは別に、印刷した写真を持ち歩くようにしましょう。
救急用品・必需品等
救急用品である「ばんそうこう」や「消毒液」も、普段から持ち歩いていると、万が一ケガをしたときにも安心です。
また、「ハンカチ」「ティッシュ」「ウェットティッシュ」といった衛生用品の他にも、コンタクトをしている人は「メガネ」、持病がある人は「持病薬・常備薬」を用意しておきましょう。
「ミルク」「オムツ」「おしりふき」「生理用品」などが必要な方は、常に持ち歩いている場合が多いです。常に一定量を保てるよう、使ったらすぐに補充するようにしましょう。
貴重品
貴重品となる「現金」「身分証明書」も、日頃から持ち歩いていると緊急時にも安心です。「現金」は公衆電話から連絡を取ることも想定して、小銭も持つようにしましょう。また、「身分証明書」は身元を示せるだけでなく、災害で金融機関で印鑑や通帳、カードがない場合でも本人確認ができるため重要なアイテムです。
他にも、名前・血液型・連絡先がわかるようメモを持ち歩くことや、携帯電話のヘルスケアアプリに登録しておくことで、万が一意識を失った場合に第三者でも必要な情報を得られるでしょう。アレルギーや持病があるなど特別な対応が必要な方は、特に情報が必要となるため、メモの持ち歩きやアプリへの登録は重要となります。
持ち歩きの防災グッズで、あると便利なグッズ
その他にも、携帯電話が使えないときのために、「携帯用ラジオ」は便利でしょう。携帯充電器と一体型のポケットラジオもあるため、持ち物が多くなりがちな人にはおすすめです。
また、軽量である「アルミシート」「手ぬぐい」は、持ち歩きの邪魔になりにくいので一つあると役に立ちます。防寒具として使ったり、ハンカチ代わりにしたりと、さまざまな場面で活躍するでしょう。小さく圧縮されているアイテムは持ち運びに便利です。「携帯トイレ」「軍手」などは、圧縮されて販売されていることもあるため、必要性を感じる方は用意してみてはいかがでしょうか。
荷物に余裕がある場合は、季節に合わせて、「折りたたみ傘」「虫除け」「かゆみ止め」「オールインワンクリーム」なども持ち運ぶとよいですね。
子どもが持ち歩く防災グッズも準備しておくと安心
子どもがいる家庭では、子ども用に持ち運べる防災グッズを備えておくと安心です。保護者が0次の備えを一式持つ場合でも、安心できるおもちゃは子どもがリュックで持ち運ぶなど、荷物を分散するとよいでしょう。子どもが自分で用意できる場合は、一人で外出しているときのために一式用意したり、子どもの年齢に合わせて防災リュックの中身を変えたりと、工夫してみてはいかがでしょうか。
子ども用の防災セットを備える場合は、日頃から「何が入っているか」「何をしたらよいか」を確認し、その内容を記したメモを一緒に入れておくと、万が一のときでも慌てずに対応できるでしょう。また、保護者の氏名や連絡先も書いたものを入れておけば、避難先などではぐれてしまった場合に役立ちます。
日常的に防災グッズを持ち歩いて万が一に備えよう
日常的に簡単な防災グッズを持ち歩くことで、外出時の災害に備えられるでしょう。生き延びるために必要な非常食だけでなく、「情報を得るもの・伝えられるもの」も忘れずに持ち歩くと安心です。子どもや高齢者がいる家庭など、家族構成によって備えるべき防災グッズは異なるため、必要なものやあると便利なものを見極め、常に万が一に備えた防災対策ができるとよいですね。