効果を最大限にするための正しいマスクのつけ方・外し方
2023.10.06マスクのこと普段何気なく使用しているマスクについて、「自分のマスクのつけ方で問題ないのか」「マスクをつけている時の不快感を取り除きたい」と思っている方もいるのではないでしょうか。マスクは正しいつけ方をすることで、感染予防や花粉などに対する効果が発揮されます。今回は、マスクの正しいつけ方や外し方について紹介するほか、マスクのつけ方でよくある疑問についても解説しますので、参考にしてください。
目次
高性能マスク「AIR M1」は「微粒子を99%カット」とブロック性能が高いのが特徴です。
日本唯一の繊維学部を持つ信州大学と共同開発した、ナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに使用。フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下を実現しました。つけ心地が軽く、睡眠時間にマスクを着用してもストレスを感じにくいでしょう。極細繊維を使ったフィルターは呼吸がしやすいといったメリットもあります。実際に使用した方の中で9割以上が、従来のマスクとの違いを実感しています。ぜひ「AIR M1」をお試しください。
正しくマスクをつけないとどうなる?
感染予防や花粉対策に必須のマスクですが、鼻出しマスクや、マスクを顎にかけるような着用方法では本来の機能も損なわれてしまいます。
そもそも、感染予防をする上でのマスクの役割は、会話や咳をする際に出る飛沫を遮断して感染を予防することです。これには、次のような2つの意味合いがあります。
- 周囲の人に「飛沫」が飛ぶのを防ぐ
- 自分が「飛沫」を吸い込むのを防ぐ
鼻出しマスクやあごマスクでは、飛沫を遮断できずマスク本来の効果を得ることはできないでしょう。また花粉対策の場合も、マスクを正しく着用しないことには花粉の吸い込みを防ぐことができません。
このほか、マスクの着用時には「裏表」を間違えないことも大切です。マスクによっては、表側に抗菌や抗ウイルス加工が施されたものや、裏側に肌に対して優しい生地を採用しているものなどがあります。そういったマスクの表裏を逆にして着用してしまうと、効果をきちんと得られない場合があるので、注意が必要です。
マスクの効果を最大限得るためには、正しくマスクを着用しましょう。
マスクの正しいつけ方
ここからは、マスクの正しいつけ方についてご紹介します。
1.マスクの裏表・上下の向きを確認する
まずはマスクの裏表と上下の向きを確認しましょう。
裏表の確認方法 | ・パッケージを確認する ・(プリーツタイプの場合)プリーツの向きを確認する ・印字されている文字やイラストで確認する |
上下の確認方法 | ・ノーズワイヤーが上にくるように着用する |
裏表を見分けるためには、パッケージの使用方法を確認します。メーカーによって裏表の仕様が異なることもあるため、種類ごとに確認することをおすすめします。
プリーツタイプのマスクであれば、プリーツの向きで裏表を見分けることもできるでしょう。「階段式」の場合は、ひだが下を向いているかを確認します。「オメガ式」は、プリーツを上下に広げたときに中心部が山になる方が外側です。
また、印字されている文字やイラストで判断することも可能です。文字やロゴがある場合、正しく読める方が外側であることが多いです。上下の向きは、鼻にフィットさせるノーズワイヤーが上にくるようにしましょう。
【関連記事】マスクの裏表の見分け方。正しいつけ方や選ぶときのポイントも紹介
2.鼻の形にあわせて、隙間をうめる
ノーズワイヤーを鼻の形に沿わせて隙間を塞ぎます。次にノーズワイヤー部分を鼻に押し当てたままゴム紐を耳にかけましょう。鼻とマスクの間の隙間をなくす着用を徹底することで予防の効果は高くなります。
3.あご下まで伸ばし、隙間ができないようにフィットさせる
最後にマスクをあご下まで広げ、頬やあごとの間に隙間がないようにフィットさせましょう。
マスクの正しいつけ方については、厚生労働省が公開している動画でも確認できます。ぜひ参考にしてみてください。
マスクの正しい外し方
マスクを外す際は、マスクの表面を触らないようにゴム紐を持って耳から外します。マスクの表面についた花粉やウイルスが飛ばないように、必ずゴム紐を持つように注意しましょう。もしもマスク表面に触れてしまった場合は、手洗いや手指消毒を行います。
マスクのつけ方でよくある疑問
日々生活する中で長時間マスクを着用しなければならない状況もあるでしょう。マスクをつけながら快適に過ごしたいと考えている方も多いかもしれません。ここでは、マスクのつけ方で多くの方が感じている疑問点について解説します。
メガネが曇らないマスクのつけ方はあるか?
マスクとメガネの両方をつけている場合は、マスクと肌の隙間を少なくすることでレンズの曇りを軽減できます。ノーズワイヤーを鼻に沿うように折り曲げれば隙間は少なくなるでしょう。
それでも曇ってしまう時は、以下のような工夫を取り入れるのも一案です。
- マスク上部を内側に折り込む
- マスクの内側にティッシュを挟む
ただし、マスクの上部を折り曲げると顔全体を覆えなくなる可能性があります。また、ティッシュを挟むことで息苦しさが増すことが懸念されます。
マスクを着用する際は、基本的なつけ方を大切にして、その他の方法はデメリットもあることを知っておきましょう。
対策をとる手間を省きたい方は、通気性の良いマスクや息が漏れにくいマスクに変えることを検討してみてはいかがでしょうか。マスクはメーカーによってサイズや性能が違います。自分に合うサイズやノーズワイヤーがついているかなど、性能を調べたうえでマスクを選びましょう。
【関連記事】マスクをしていてもメガネが曇らない方法とは?便利なグッズも紹介
マスクの中が蒸れないつけ方はあるか?
マスクをつけているとマスクの中が蒸れることもあります。これは、汗や呼吸など体内からでた水蒸気によってマスク内の湿度が上昇するためです。冬の場合は、マスク内外の温度差によってマスクが結露して水滴が溜まることも。この蒸れを防止する対策は以下のものがあります。
・マスクと肌の間にガーゼを挟む
・こまめにマスクを外す
・冷感スプレー・ハッカ油を使う
・暑さを避ける工夫をする
通気性の良いマスクを使用したり、帽子や日傘を利用したりしながら暑さ対策を行い、蒸れを防ぎましょう。
【関連記事】マスクが蒸れるのを防止する5つの対策。蒸れの原因やニキビ等を防ぐ方法も
マスクのゴムで耳が痛いときの対策はあるか?
マスクの着用によって耳が痛くなるのは、「ゴム紐の負担が大きい」「合わないサイズのマスクを使っている」「マスクを長時間使用している」「メガネとマスクの両方をかけている」といった原因が考えられます。
耳の痛みを改善するにはこの原因を取り除きましょう。例えば次のような対策をとることで、耳の痛みの解消が期待できます。
・ゴム紐にティッシュペーパーやコットンなど柔らかい素材を巻きつける
・後頭部や首でマスクを支えるマスクバンドをつける
・柔らかいゴム紐を採用しているマスクを使う
耳が痛い時は、皮膚トラブルを起こしていることも考えられます。炎症が悪化していたら早めに皮膚科を受診して適切な診断を受けましょう。
【関連記事】マスクの着用で耳が痛い!その原因とすぐ出来る5つの対策を詳しく紹介
マスク効果は布・ウレタンよりも「不織布マスク」が高い
豊橋技術科学大学が発表したデータによると、マスクの種類ごとに「吐き出し飛沫量」と「吸い込み飛沫量」を調査した結果、不織布マスクが最も効果的であることが示されています。
また、理化学研究所が発表した資料によると、ノーズワイヤーを鼻に沿ってフィットさせた方が飛沫が拡散しないとも示されています。不織布マスクを正しくつけて会話や咳による飛沫の拡散や吸い込みを防ぎましょう。
(参考:国立大学法人豊橋技術科学大学Press Release)
(参考:坪倉誠教授 / 理化学研究所・神戸大学 による作成資料)
高機能マスク「AIR M1」ストレスゼロの付け心地
快適に過ごせるマスクを探している方におすすめなのが、ナフィアスの「AIR M1(エアーエムワン)」です。
「AIR M1」は、日本で唯一の繊維学部がある信州大学と共同開発したナノテク繊維素材「NafiaS®(ナフィアス)」をフィルターに採用しています。
「微小粒子捕集効率99%」と高性能なブロック機能を持ちながら、フィルターの重さは従来の1/100以下、厚みは1/200以下と、軽いつけ心地を実現しています。マスク着用時の蒸れを大幅に軽減するほか、柔らかいゴム紐を採用しているため、耳への負荷も少なく長時間つけていてもストレスを感じにくい仕様となっています。通気性の良い高機能マスクをこの機会にぜひお試しください。
正しくマスクを着用して感染予防を!
マスクの正しい着用方法についてご紹介しました。マスクの着用は個人の判断が基本となっていますが、人が多い場所に出かけるときや医療機関を受診する場合など状況によっては着用が必要なケースもあるでしょう。マスクは正しいつけ方で本来の感染予防効果を発揮します。正しいつけ方や外し方を覚え、快適に過ごすための対策を取り入れて、マスクを効果的に活用しましょう。