PFE・VFE・BFEは何を表す?マスク性能表示の読み方
2026.10.17マスクのこと
マスクのパッケージや商品ページで、「99%カット」という表示を見かけたことはありませんか?
よく目にする数字ですが、「何を99%カットしているの?」「どのように調べているの?」と聞かれると、少し分かりにくいかもしれません。
この表示を読み解く手がかりになるのが、数字と一緒に記載されている「PFE」「VFE」「BFE」です。 今回は、マスクの性能表示の意味と、その性能を評価する基準、そしてNafiaSのAIR M1が大切にしている設計の考え方をご紹介します。
マスクの「99%」は、何を表している?
フィルターの性能として表示される「99%」は、一定の試験条件のもとで、対象となる粒子などをどの程度捕集できたかを示す数値です。
「捕集」とは、フィルターで粒子などをつかまえること。たとえばPFEの試験では、フィルターを通る前と後の粒子数を測定し、どの程度捕集できたかを計算します。
ここで大切なのは、「何を対象とした試験の結果なのか」を確認することです。
微粒子について調べた結果なのか、ウイルスや細菌を含む試験用の飛まつについて調べた結果なのか。その違いを表すのが、PFE・VFE・BFEという指標です。
| 表示 | 指標の名称 | 試験で確認すること |
|---|---|---|
| PFE | 微小粒子捕集効率 | 微小な試験粒子をどの程度捕集できるか |
| VFE | ウイルス飛まつ捕集効率 | ウイルスを含む試験用の飛まつをどの程度捕集できるか |
| BFE | バクテリア飛まつ捕集効率 | 細菌を含む試験用の飛まつをどの程度捕集できるか |
このように、同じ「99%」という表示でも、どの指標かによって試験の対象が異なります。数字だけでなく、対象や注記を一緒に読むことで、製品情報をより正しく理解できます。
なお、これらの試験が測っているのはフィルターの捕集性能です。そのため、「99%」をそのまま「マスクを着けると感染リスクが99%減る」という意味に置き換えることはできません。
マスクの性能を評価する、JISの基準
では、こうした捕集性能には、どのような基準があるのでしょうか。
マスクの性能要件や試験方法を定めた日本産業規格に、JIS T 9001があります。この規格では、医療用マスクと一般用マスクについて、それぞれ品質基準が設けられています。
JIS T 9001:2021の一般用マスクでは、PFE・VFE・BFEの捕集効率について、それぞれ95%以上という基準値が定められています。一般用マスクは、製品が機能として表示する捕集性能の項目について試験を行います。
また、JISが確認するのは捕集性能だけではありません。空気の通りやすさに関わる「圧力損失」や、安全衛生に関する項目も含まれています。
マスクの性能を知るには、捕集効率の表示に加え、呼吸のしやすさに関わる性能にも目を向けることが大切です。
AIR M1の捕集性能を見てみましょう
NafiaSの「AIR M1」のフィルター捕集性能は、次のとおりです。
| 指標 | AIR M1の捕集性能(フィルター部) |
|---|---|
| PFE | 99% |
| VFE | 98% |
| BFE | 98% |
これらはいずれも、JIS T 9001:2021で一般用マスクの各捕集効率に定められた95%以上の基準値を上回っています。※1
また、「aerumask(アエルマスク)」もAIR M1と同一のフィルター構成を採用しており、共通のフィルター捕集性能を備えています。
NafiaSでは、この捕集性能に加えて、毎日の使用に欠かせない息のしやすさや、薄さ・軽さも大切にしています。
なぜ、捕集性能と息のしやすさの両立を目指すのか
マスクは、性能を確認して選ぶだけでなく、実際に身に着けて使うものです。
仕事中や移動中など、長く着ける場面では、「息がしやすいこと」「軽く、着け続けやすいこと」も選ぶうえで大切なポイントになります。
AIR M1が目指しているのは、十分な捕集性能を備えながら、空気が通りやすく、快適に使い続けられるマスクです。
そのために採用しているのが、極薄のナノファイバーフィルター。捕集性能を確保するとともに、空気が通る際の抵抗をできるだけ小さくすることを目指して設計しています。
空気が通る際の抵抗は、「圧力損失」という指標で確認できます。同じ試験条件では、この値が小さいほど空気が通りやすく、呼吸のしやすさにつながります。
粒子を捕集することと、空気を通しやすくすること。
NafiaSは、この両方を大切にしています。捕集効率の数値だけを追求するのではなく、薄さ・軽さ・息のしやすさまで含めて、毎日使うマスクとしての快適性を考えています。
この設計の考え方は、同じフィルター構成を採用するアエルマスクにも共通しています。
数字の意味を知ると、マスクの見方が広がる
マスクのパッケージで見かける「99%」。
その数字を見るときは、まず「何を捕集する性能なのか」を確かめてみてください。PFE・VFE・BFEの意味が分かると、商品ページやパッケージの情報も読み取りやすくなります。
そして、毎日使うマスクだからこそ、捕集性能に加えて、息のしやすさや軽さにも目を向けてみませんか。
捕集性能を備えながら、薄く、軽く、息がしやすい。長時間使う場面でも、快適に着け続けられることを目指す。
AIR M1とアエルマスクは、そんな考え方でつくられています。
※1 捕集効率の基準値との比較であり、JIS規格全体への適合や認証取得を示すものではありません。
※記載の捕集効率は、一定の試験条件におけるフィルター性能を示すものです。実際の使用環境における感染予防効果を保証するものではありません。
※息のしやすさや装着感には個人差があります。